■ 「市町村合併講演会」【2003年2月23日】 ■
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(更新:2003/8/15)

◎市民の皆さんを対象にした「市町村合併講演会」を開催しました
広報『わかざくら』(2003年3月15日号掲載)より
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『みんなで考えよう、将来のまちのあり方!』

市町村合併講演会の模様 2月23日、市立図書館において約200名の市民の参加のもと、「市町村合併講演会」を開催しました。
 最初に、市長挨拶(下記掲載)があり、続いて三重県作成のビデオ「〜今、なぜ合併か?〜市町村合併を考える 兵庫県篠山市の事例から」を視聴。
 引き続いて、講師の法政大学法学部教授、廣瀬克哉さん(奈良市ご出身)から「市町村合併と望ましいまちづくり」と題して市町村合併が求められる背景や合併後のまちづくりのあり方について、この辺りの地理にも触れながらわかりやすくご講演いただきました。
 この講演会を機会に市民の皆さんの市町村合併に対する認識がより一層高まったものと思います。

▼日時 2月23日(日) 午後1時30分〜3時30分 (午後1時開場) 
▼場所 市立図書館 研修室1(大字河西31番地)
▼講演 「市町村合併と望ましいまちづくり」
▼講師 法政大学法学部教授 廣瀬 克哉(ひろせ かつや) さん

◎講師プロフィール
昭和33年 奈良市に生まれる
昭和52年 東大寺学園高等学校卒業
昭和56年 東京大学法学部卒業
昭和62年 東京大学大学院博士課程修了・法学博士(専攻:行政学)
       法政大学法学部助教授
平成3〜5年 ロンドン大学政治経済学院客員研究員
平成7年 法政大学法学部教授
日本公共政策学会理事、日本自治学会企画委員、自治体学会企画部会員

◎市町村合併と望ましいまちづくり

2003年2月23日 桜井市市町村合併講演会
(市町村合併講演会レジュメ より) PDFファイル版(204KB)

市町村合併講演会、廣瀬氏・市町村とは何か
 「まちづくり」の単位としての市町村
 「まちづくり」の仕組みとしての市町村
・市町村の歩み
 日本の市町村の特徴
 日本の市町村は中途半端
・なぜいま合併か?
 合併のパターン
 中和地区の地域特性
 桜井市の合併パターン
・合併の効果
 生活圏全体の設計
 より確実なセーフティーネット
 市役所の効率の向上
 対外的なイメージ戦略
 地域内分権
 多様な地域が力を合わせる

◎市長挨拶
 桜井市長 長谷川 明

市町村合併講演会、市長挨拶 本日は、大変お忙しいなかを、大勢の皆さんがお集まりいただいたことを厚く御礼申し上げます。
毎日のように、新聞紙上等で市町村合併の記事が載っております。私ども桜井市としましても、市役所の中で職員によります研究会を昨年4月から立ち上げまして、約1年間、研究をして参りました。
 また、議会の方でも、特別委員会を作っていただいて、ご審議を願って参りました。市町村合併というのは、今日皆さん方にお配りさせていただいております先生の講義内容の資料にもありますように、明治の大合併、そして昭和の大合併、そして、今日の平成の大合併。こういう3つの大きな波の一つが、今、来ているというふうに思っております。

 桜井市の場合、昭和31年に市になりまして、そして、38年に大三輪町と大きな合併をして、それ以来、今日までの姿になっているわけですけれども、今、国の方の行政改革、そして、地方分権の一環としての市町村合併が、大きな問題として取り上げられ、そして、もう一つは、国の方で、「平成17年の3月31日までに合併をしたところについては、財政的に10年間の優遇措置を」というようなことを言うものですから、大変切羽詰まった問題になって参りました。
 期間が、些か短いのではないかというような意見も随分たくさんあるわけでありますし、もし、合併しなければどうなるのかということにも当然なって参りますし、合併したら、どんなメリットがあるか、どんなデメリットが生じてくるのかというようなことも当然、合併をするうえで、大きな考える基礎になっていくわけであります。

 私はいつも申しているのでありますが、メリットを挙げろと言われれば、即座に10くらいの項目は挙がってくる。デメリットも同じように、10くらい挙がってくるだろう。それは全部表裏一体のものでありますので、それをあまり深く深く論議いたしますと、問題はそこでストップしてしまうというようなことがありますが、それは当然考えていかねばならないことでもあります。そしてまた、市民の皆さん方のご意向も承らなければいけない。
 ところが、この問題に関しては、やはり百人百様と言いますか、少しずつ全部皆さんのご意見は差があるだろう、温度にも若干の差があるだろうし、考え方にも皆さんみんな違う考え方をお持ちだろう。それをどうやって集約するのかということになるのであります。今、私たちは、桜井のこれからでありますけれども、昨日の讀賣新聞にも詳しく出ていましたけれども、隣の橿原市と高市郡と、そして磯城郡の3つの町、そして私どもとで話し合って参りました。
 その結果、4月1日から、任意の協議会でありますけれども、合併の協議会を立ち上げようといういところまで、今、参っております。
 隣の宇陀郡の方では、私どもと広域連合を結んでおりますけれども、宇陀郡の3町3村だけで、合併の協議会を、今、立ち上げておられます。おそらく、この4月1日から「法定協議会」という、もう一つ前進した協議会に進んで行かれるだろうと。そういう形で、県下にも吉野郡で3町を中心にやっておられる。あるいは、五條市を中心にやっておられる。新庄町と當麻町が話しを進められておられる。そして、王寺町や斑鳩町あたりの7つの町が集まって、どうしようかということで、今、話しを進めておられるというようなことで、県下でも随分あちこちでいろいろな話しが煮詰められてきつつあるような時でございます。

 私どもが4月1日に、協議会を作りますと、これで一つの具体的な形が見えてくる。そういたしますと、市民の皆さま方にお話しするのも、し易くなる。それについての賛成、反対のご意見もはっきりしてくるだろうと、こういうふうに思います。
 今までにも、一度、皆さんにアンケートを取らせていただきましたけれども、非常に抽象的な問題でアンケートを取らせていただいたものですから、もう一つはっきりしなかった。だけど今度は、一つの形ができるわけですから、「それでは駄目だ、もっと小さくせえ」とか、「もっと大きくしろ」とか、「それでいい」とか、「もうまったく駄目だ」とか、いろいろな答えがはっきりと集約して出てくるのではないだろうかというふうに思っています。
 4月1日にそういう形になりますと、もう一度市民の皆さん方にアンケートを取らせていただきたいなあ、こういうふうに思っています。その結果、あるいはまた、もっと進んだ住民投票という形も現在ありますけれども、白か黒か、二つに一つというような、市民に問いかけをするという形もあります。どれがいいのか、そういうことはまた、大勢の皆さん方の意見を聞きながら、また議会の皆さんと連携を取りながら、進めて行きたいなというふうに思っております。

 そういうなかで、今日は廣瀬先生をお迎えして、皆さん方にご講演いただくということになりました。どうか一つ、今日を契機に皆さん方、それぞれのお立場で、それぞれの地域の皆さんがお見えでございますので、また市民の皆さん方にもいろいろとお話しを広げていただきたいな、そういう一つの契機にしていただきたいな、そういう思いでいっぱいでございます。
 どうぞ、ひとつ、今日は有意義な一日でありますように祈念いたしまして、ご挨拶といたします。ありがとうございました。

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